導入事例 -【阪急交通社】テレワーク導入に貢献したノートPC

AMD Ryzen™ プロセッサー 事例

2023-09-22更新

  • twitter
  • facebook
  • line

阪急交通社のテレワーク導入にAMDプラットフォームを採用したHPノートPCが貢献

【概要】
業界:旅行業
課題:コロナ禍によるテレワーク導入に対し最適なノートPCを選定・採用する
解決策:AMD プラットフォームを採用した製品 HP ProBook 635 Aero G7 を提案
結果:軽量、ハイパフォーマンス、コストバリューといった導入要件をハイレベルで満たし、短納期も実現
お客様の声:「様々な要件から AMD プラットフォームを採用した HP ProBook 635 Aero G7 が弊社のテレワークに最適と判断しました」 阪急交通社 情報システム部 毛塚康寛氏
AMDテクノロジー概要:AMD Ryzen™ 5 4500U モバイル・プロセッサー
テクノロジーパートナー:HP


株式会社阪急交通社は旅行会社として、長年にわたり多くの人々の「旅」をエスコートしてきた企業だ。魅力的なツアーを創造する企画力の高さと、旅をより魅力あるものへと演出する添乗員のスキルの高さは、阪急交通社のツアーに参加したユーザーから高く評価され、リピーターが非常に多いことでも知られている。

「カウンター店舗もありますが、主力は新聞広告や DM、最近ではインターネットからのご予約などを中心にしたビジネススタイルです。そのような環境ですから、コールセンターはもちろん一般職でもデスクワークが多いので、パソコンを使う業務が大きなウエイトを占めています」と説明する松田圭史氏(以降、松田氏)。

「基本的にはディスプレイ一体型のデスクトップ PC がメインでした。しかし、コロナ禍になり、弊社でもテレワークの本格採用が急がれるようになったため、ノート PC が急遽必要になりました」と毛塚康寛氏(以降、毛塚氏)は語る。

コロナ禍により、社員の安心安全を第一に、迅速かつ高品質なノート PC を選定、導入しなければならない。課題が急浮上した阪急交通社では、この案件をいくつかのベンダーへ打診。ベストソリューションの選定に入ることになった。

相談を受けた日本 HP は、阪急交通社からの要件に見合う製品をいくつか提案。最後に残ったのが、HP ProBook 635 Aero G7 だった。「特に重要だと考えていたのはモビリティの高さとタフネスです。軽量で持ち歩きやすいサイズであることはもちろん、すぐに壊れてしまうようなものは求めていませんでした」と毛塚氏。それと同時に先を見据えた仕様にも注目していたという。「それらはもちろん大切ですが、コロナ禍が収束した後、在宅ワークから、会社やお客様先でも仕事をするハイブリッドワークに切り替わった際にも使えるパフォーマンスも必要だと考えていました」と毛塚氏は語る。

AMD プラットフォームを採用している HP ProBook 635 Aero G7は最軽量時 999g※と軽量である。なおかつ、パフォーマンス面でも AMD Ryzen™ プロセッサーの基本性能の高さから問題なく要件を満たしていた。「実は弊社ではリモートデスクトップとシンクライアントによるシステムを採用しているので、エンドユーザーが使う PC にはあまりパフォーマンスは必要ありません。しかし、先ほども述べた通り、将来的な使い方に幅があるほうが有利ですから、予想される用途に十分なパフォーマンスがあったほうが良いと考えていました」と毛塚氏。

また、HP ProBook 635 Aero G7 は HP の独自基準によるテストをクリアしていることに合わせ、米国国防総省が定める米軍調達基準(MIL-STD-810H)にも準拠している。そのため、堅牢性という部分でも信頼がおけると感じていたという。「そういった取り組みをしている日本 HP だからこそという安心感もありました」と毛塚氏は語る。

実際に阪急交通社に採用された HP ProBook 635 Aero G7 の仕様はプロセッサーが AMD Ryzen™ 5 4500U モバイル・プロセッサー、メモリが8GB、ストレージが 256GB M.2 SSD(NVMe)である。「実は AMD のプロセッサーに関しては、個人的にもずっと利用してきたのでその実力については理解していましたし、AMD には良いブランドイメージを持っていました。会社としても特にプロセッサーベンダーの指定は無く、採用に問題はないと判断しました」と毛塚氏は語る。

HP ProBook 635 Aero G7 がベストソリューションであると判断した阪急交通社は導入を決定。日本 HP も調達力を発揮し、400 台以上の製品をわずか 2 週間で納品することができた。「迅速に新しい環境を整えるよう、会社からも求められていましたから、スピード感のある対応にはとても感謝しています」と松田氏はコロナ禍による予想外の状況変化に対応できたことに胸をなでおろす。「導入決定後、エンドユーザーに HP ProBook 635 Aero G7 を渡して使用してもらいましたが、若い層層の社員を中心にとても好評でした。起動の速さやアプリケーションの動作のレスポンスの良さは特に高い評価を得ました」と毛塚氏は導入の手応えを語る。

また、負荷が高いアプリケーションや、マルチタスクを実行しても非常にスムーズに処理されていることが分かったという。「情報システム部での検証では、そのような条件においても優れた処理能力を発揮することが確認できました。物理コアが多いのでマルチスレッドによる演算処理が効果を発揮しているのだと思います」と毛塚氏は、AMD Ryzen™ 5 4500U モバイル・プロセッサーの実力に太鼓判を押す。

「これでコロナ禍の対策としては目的を達成しましたが、早くこの状況が収束して、いつものビジネスができるようになってほしいと思っています。今回の導入により、このような状況でもコンピューターは日進月歩で進化していることがよく分かりました。その進化に私たちも応えていけるようにしたいですね」と松田氏は最後に今後への思いを語ってくれた。


【阪急交通社について】
阪急交通社は日本有数の旅行会社であり、カタログやメディアでの集客に強みを持つ企業。企画されたツアーでは添乗員が高品質なエスコートをしてくれることで知られ、顧客満足度が高く、リピート率が高いことでも評判です。詳細については、https://www.hankyu-travel.com/をご覧ください。

本導入事例のPDFはこちら

脚注:
©2023 Advanced Micro Devices, Inc. All rights reserved. AMD、AMD Arrow ロゴ、Ryzen、およびその組み合わせは、Advanced Micro Devices, Inc. の商標です。本書に使用されているその他の製品名は識別目的のみに使用されており、所有するそれぞれの企業の商標である可能性があります。

一覧に戻る