ハイブリッドワークの生産性を最大限引き出す AMD Ryzen™ PRO 6000 シリーズ・プロセッサーの魅力とは?

AMD Ryzen™ PROプロセッサー

2022-06-08更新

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2022年1月に発表された最新の AMD Ryzen™ PRO 6000 シリーズ・プロセッサーは、最先端の機能、高いセキュリティなど、業務用として信頼性の高い設計がなされています。その魅力をAMD アジアパシフィック・日本 セールス部門 マネージングディレクターのピート・チェンバース氏が語ります。

新型コロナウイルスでハイブリッドワークが注目を集めた

新型コロナウイルス感染症の世界的な流行があり、人々の生活は大きく変化しました。働き方もその一つです。現在では世界中でオンラインとリアルを融合し、どこでも働けるハイブリッドワークへの注目が集まっています。

コロナ禍において、各企業はリモートワークやハイブリッドワークといった業態を半ば強制的に導入することになりました。こうした新しい働き方が一般的になってきた中で、企業は業務効率をより高いレベルへと改善すべく、さまざまなツールや方法を模索してきました。それに伴い、組織改革とデジタルトランスフォーメーションの必要性を認識し、進めている企業は多いことでしょう。

しかし、従業員それぞれにノートPCを提供すれば、それで終わり、というわけにはいかないのが難しいところです。生産性を阻害する要因について、企業は真剣に考えなければいけません。

リモートワークやハイブリッドワークの場合、従業員がどこにいてもオフィスと同じように働ける環境を作ることが重要です。そしてもちろん働けるだけで満足するのではなく、従業員が生産性を最大限発揮できるような環境にしなければいけません。そうした努力を怠えば、従業員の生産性は落ち、リモートワークやハイブリッドワークを行う意味がなくなってしまいます。

高性能プロセッサーが業務の効率化をサポート

このように働き方の多様性が求められている現在社会において、特にハイブリッドワークで使用されるPCに対する要求は高くなっています。オンライン会議、スケジュールやコミュニケーション機能などを備えたコラボレーションツールといった複数のアプリケーションを同時に使用するシーンが少なからず出てくるからです。

たとえばあなたのPCで複数のアプリを立ち上げた際、シャットダウンしてしまったり、動作がゆっくりになってしまったりして、ストレスを感じたことはありませんか? こうした状況はPCに負荷がかかりすぎてしまうことから起こります。しかし、CPUの性能が上がればこうした問題も解決されます。

Zen 3+ アーキテクチャは最大8個の高性能コアを搭載

AMD Ryzen™ PRO 6000 シリーズのモバイル・プロセッサーは、 AMD の新たな「 Zen 3+ 」アーキテクチャに基づく最大8個の高性能コアを搭載できるように設計されています。これによってアプリを効率よく、よりスムーズに実行できるような環境を作ることが可能となっています。次のPC投資を検討している企業にとって非常に良い選択肢となるでしょう。

「 Zen 3+ 」アーキテクチャは前世代である「 Zen 3 」から電力当たりの性能向上を目的に進化したものです。これによってAMD Ryzen™ PRO 6000 シリーズのモバイル・プロセッサーは省電力化にも成功しています。

また、AMD Ryzen™ PRO 6000 シリーズのモバイル・プロセッサーは AMD RDNA™ 2 グラフィックスアーキテクチャを搭載したことでグラフィック面でも強化されています。AMD RDNA™ 2 グラフィックスアーキテクチャはさまざまなアプリやワークロードで高パフォーマンスを発揮できるよう一から設計されたアーキテクチャです。これにより、一部のグラフィックスワークロードやゲームにおいて、前世代のプロセッサーよりも最大で2倍速となるグラフィック性能をもたらします1。

加えて、AMD RDNA™ 2 グラフィックスアーキテクチャは前世代のプロセッサーよりも電力効率が良くなるよう設計されており、省電力にもつながります。これによりクリエーターなどが、よりスムーズに、より効率的にアプリを使いこなすことが可能となります。業務の大幅改善が期待できるでしょう。

AMD Radeon™ グラフィックスは、より広い作業スペースを実現する高解像度マルチディスプレイにも対応しており、オンライン会議やビデオ通話が主流の現代において、非常に有用な機能となる場面が多いでしょう。

最先端のセキュリティ機能と容易な管理、メンテナンスを可能に

リモートワークやハイブリッドワークが一般的になり、場所の制限を受けないような形で働き方が進化した一方で、残念ながらセキュリティに脅威も増しています。

AMD Ryzen™ PRO 6000 シリーズのモバイル・プロセッサーは、企業が最高レベルのデータ保護とセキュリティを維持できることを念頭に置いて作られており、ハードウェア、ソフトウェア、オペレーティングシステムの各レベルで高次元の保護を提供します。

ビジネス向けノートPCで初めて Microsoft Pluton セキュリティ・プロセッサー2 との統合を可能にしており、 Windows 11 コンピューター上にあるユーザーの個人情報、データ、インストールされたアプリケーションを継続的に保護3するのに役立ちます。こうした機能はデジタル攻撃やデバイスの盗難から機密情報や個人情報を保護し、従業員が安全に業務を行う環境を作り上げるのに欠かせません。

また、 AMD Ryzen™ PRO 6000 シリーズのモバイル・プロセッサーは導入、管理が容易にできるよう設計されています。企業のITチームは、このプロセッサーを搭載したノートパソコンをより簡単に自社の使用するネットワークへ導入でき、より効率的にアップデートやメンテナンスを行うことが可能になります。

ハイブリッドワークの生産性をより高いレベルに

「PROテクノロジーを搭載した新型 AMD Ryzen™ 6000 シリーズ・モバイル・プロセッサーの発売は、『究極のパフォーマンスとこれまでにないプロフェッショナルな体験を提供する』という、AMDの姿勢を示すものです。」とAMD アジアパシフィック・日本 セールス部門 マネージングディレクターのピート・チェンバース氏は語る 写真:AMD

新しい AMD Ryzen™ PRO 6000 プロセッサーの発売は、「究極のパフォーマンスとこれまでにないプロフェッショナル体験を提供する」というAMDの姿勢を示すものです。

ハイブリッドワーク環境で、企業は遠くにいる従業員のニーズに直接応えられる性能と機能を求めるようになりました。これを受けてAMDは高品質のビデオ会議、電力効率に優れた生産性、長時間のバッテリー寿命、堅牢なセキュリティ機能を実現しました。これらの機能は、業務でノートPCを使用するユーザーの生産性を加速させます。より効率的に業務を行えるようになり、創造的な作業も進むことでしょう。

ハイブリッドワークにおいて、生産性とセキュリティを向上させたAMD Ryzen™ PRO 6000 プロセッサーの魅力はこれだけにとどまりません。こちらのページでは AMD Ryzen™ PRO 6000 プロセッサーの魅力をより詳しく紹介しています。

脚注:

1 2020年10月20日にAMDパフォーマンスラボにおいて、 RX 6900 XT および RX 5700 XT (20.45-201013nドライバー)、 AMD Ryzen 9 5900X(3.70GHz)CPU 、 16GB DDR4-3200MHz 、 Engineering AM4 マザーボード、 Win10 Pro 64 の環境でテストを実施。以下のゲームを最大設定の4Kでテストしました: バトルフィールドV DX11 、 ドゥームエターナルVulkan 、 フォルツァDX12 、 バイオハザードRE:3 DX11 、 シャドウ オブ ザ トゥームレイダー DX12 。性能は一定ではない場合があります。RX-558。

2 2022年1月現在、 Microsoft Pluton セキュリティ・プロセッサー を搭載しているのはAMD Ryzen™ PRO 6000 シリーズ・プロセッサーのみであり、 AMD Ryzen™ 5000 シリーズ・プロセッサーおよびインテルの最新の第11世代および第12世代プロセッサーには搭載されていません。GD-208。

3 AMDは第三者によるこの主張を検証していません。GD-209。

Microsoft Pluton は、 Microsoft が所有し、AMDにライセンス供与されている技術です。 Microsoft Pluton は、米国やその他の国における Microsoft Corporation の登録商標です。

 

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