シーゲイト、 AMD EPYC™ の消費電力の優位性によりストレージのスケーラビリティを最適化

2022-08-08更新

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エンタープライズストレージ環境において、ITチームは、急増するストレージ容量ニーズに対応するためにストレージ・インフラをコストの効率が良い形で拡張するという、一見不可能に見える課題に直面しています。ストレージ業界の巨人であるシーゲイトは、こうした課題を誰よりも理解しており、現在企業が経験しているデータの急増を定量化するため、2020年にアナリスト企業IDCに調査を依頼しました。

このRethink Dataレポートの調査結果は、目を見張るものでした。この調査によると、2020年から2022年にかけて、企業のデータは平均42.2%の割合で増加すると予想されています。また、IDCが実施した調査部分では、企業が利用できるデータのうち32%しか実用化されていないことが判明しました。残りの68%は活用されておらず、企業がコストを抑えようとするあまり、しばしば廃棄されています。この廃棄されたデータの将来的な価値、およびその中に含まれるビジネス・インサイトは、失われていることになります。

シーゲイトは、最近発表した第2世代 AMD EPYC™ Embedded プロセッサーを搭載し、新しいコントローラを備えた Exos® アプリケーション・プラットフォーム (AP) で示されるように、顧客がストレージの拡張性と容量に関するこれらの緊急課題を克服できるよう、全力で取り組んでいます。

共通の AMD EPYC™ をベースとしたコントローラ設計(AP-AV-1コントローラ)を活用したシーゲイトのExos® AP統合システムは、幅広い構成で利用できます。12または24台のドライブを搭載した2Uシステムから、4つの5Uエンクロージャで336台まで拡張できる20 TB 3.5″ SAS HDDドライブを使ってシャーシあたり1.68PBの大容量を誇る84台を搭載した5Uシステムまで利用でき、データストレージ空間の優れた活用性を実現しています。

AMD EPYC™ Embeddedプロセッサーは、シーゲイトのシームレスな拡張性を備えたExos® APストレージ・ポートフォリオを実現する上で、いくつかの重要な点において不可欠な存在となりました。 AMD EPYC™ Embedded CPU は、8、12、16のコア構成をサポートすることで、シーゲイトの Exos® APファミリーのエントリーレベルからハイエンドまでの幅広い性能要件を満たすために活用できるシングル・ボード設計を可能にしました。この柔軟性は、第2世代 AMD EPYC™ Embedded CPU の強力なI/O接続によってさらに強化され、最大96のPCIe® Gen-4レーンをサポートし、高可用性とデュアルポート10/25GbE I/O、およびデュアルポート1GbEオンボード接続で驚くべきストレージ容量が可能になりました。

おそらく最も重要なことは、 AMD EPYC™ Embedded プロセッサーにより、シーゲイトは Exos® APストレージ・ソリューション・ポートフォリオ全体で複数のパフォーマンス・プロファイルを満たすことができ、プロセッサーレベルでの平均TDPはわずか85Wに抑えられているということです。 エンタープライズストレージ・オプションを評価する際、顧客は性能面のメリットと電力/コスト面のメリットのどちらかを選択しなければならないことがよくありますが、シーゲイトのExos® APの顧客はこのような妥協をする必要がありません。 AMD EPYC™ Embeddedプロセッサーが実現する85W TDPの低い電力プロファイルは、Exos® AP製品群全体に及んでいます。

シーゲイトのExos® AP製品シリーズでは、ストレージ需要の急増に対応するために必要な容量を備えた、拡張可能でコスト効率の高いストレージ・プラットフォームが利用できます。エントリーレベルからハイエンドまで、これらのシステムは、ラックスペースの利用、電力効率、低熱放散、ストレージ密度が最適化されており、パフォーマンスと電力効率に優れた AMD EPYC™ Embeddedプロセッサーを使用した統一コントローラ設計が実現されています。

シーゲイトのようなストレージ業界のリーダーが高い柔軟性と拡張性を備えたストレージ・プラットフォームの革新を実現するAMD Embeddedプロセッシング・ソリューションの詳細については、こちら(※リンク先は英語)をクリックしてください。

こちらの記事はAMD本社のブログ記事を機械翻訳したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

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